チューリップ(仮)

ガラにもなくこんなことをはじめてる

秋のことをただほめる

本当にいい季節だ。この秋に対する気持ちは物心ついた頃からずっとなので、なぜすきなのかもう自分でも説明ができない。

秋の気候がすき。秋の食べ物がすき。秋のファッションがすき。秋のことを歌っている歌がすき。秋には色気がなくて、それもまたいい。秋というだけで毎日おろしたての服を着ているような気分でいられる。秋には私に必要なものが1つを除いてすべて揃っている。いやチューリップだって、探せばどこかにひとつくらいあるだろう。

だから私は秋の自分がいちばんすきだ。秋は来るもの拒まず去る者追わず、こんな私にも、いたいならいれば?と居場所をくれる。